2012 講道館杯 初日結果報告

本日行われました講道館杯初日の結果を報告致します。

70kg級:今井優子 初戦敗退
     谷口亜弥 7位

今井は初戦、前田(帝京大)に対して先に有効を許しますが、移腰で有効を返し、勝負を降り出しに戻します。終盤に裏投で完璧に投げますが、惜しくも場外となり、延長にもつれ込みます。延長に入って今井に一度指導が与えられ、そのままお互い決めてなく判定となり、旗は相手に揃い、無念の敗退となりました。

膝の手術からの復帰戦となった谷口は、初戦を優勢勝ちで突破し、次戦の不戦勝の後、準々決勝で大住(JR東日本)と対戦します。先に有効を先取しますが、その後有効を返され、寝技に固められて、敗者復活最終戦に回ります。新井(三井住友)との対戦となった敗復戦では内股で一本を奪われ、7位に終わりました。

78kg級:渡邉美奈 初戦敗退

渡邉は、初戦、柴野(北綜警)と対戦し、先に相手に指導が与えられます。しかし、その後技有を奪われ、攻め返して2度目の指導が相手に与えられますが、上位進出はなりませんでした。

60kg級:石川裕紀 3位
川端 龍 7位

石川は、初戦を一本背負投、技有で下し、準々決勝で志々目(日体大)と対戦します。先に攻め込み、相手に指導が与えられますが、中盤に内股をまともに受けてしまい、敗者復活戦に回ります。最終戦では西尾(天理大)を技有で下し、3位決定戦では河野(日体大)を一本背負投による一本で勝利し、3位を死守しました。

川端は、初戦を順調に突破し、準々決勝で木戸(日体大)と対戦します。この試合では両者譲らず、勝負は延長戦に突入します。延長中盤に相手の隅返に体を浴びせて有効を奪いましたが、ジュリーの介入によりとりけしとなります。この後、お互い組み合っての攻防の際に、川端が指を脱臼するアクシデントに見舞われ、そのまま小内刈に合わせられ、ここで涙をのみました。敗者復活戦も指の負傷のため棄権となり、7位に終わりました。

66kg級:小倉武蔵 2回戦敗退

膝の手術からの復帰戦となった小倉は、初戦を突破し、2回戦で丸山(天理大)と対戦します。お互い攻め合うも決め手にかけ、勝負は延長戦にもつれ込みます。延長でもお互いポイントを奪えないままこのまま終了かと思われたところで、相手の内股を回転しながら返したかと思われましたが、ジュリーを交えた判断によりポイントとならず、勝負は判定となりました。判定は丸山に揃い、上位進出はなりませんでした。

73kg級:粟野靖浩 2回戦敗退

初戦をGSに入っての一本勝ちで突破した粟野は、2回戦で土井(天理大)との対戦を迎えます。この試合では先に一本背負投で技有を許します。その後、攻め続けて相手に指導が2度与えらますが、あと一歩およばず、ここで敗退となりました。

初日は接戦をものにできず、ジャッジにも見放され、非常に厳しい結果に終わりました。しっかりと原因を追求し、克服に努めたいと思います。

明日は90kg級に穴井亮平、100kg級に小野卓志、48kg級に濱口光、52kg級に西田優香、63kg級に田中美衣の5名が出場します。

応援の程、宜しくお願い致します。

監督

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